2015.2.15 谷中 ブリキ店
谷根千と言う語を知らなかった。何のことはない。東京の下町、「谷中・根津・千駄木」のことだった。寒さも緩み風も吹かず暖かそうなので、妻の案内で谷中へ行ってみた。
お寺がやたらと多く、昨年行った弘前の寺町・禅林街を思い出した。禅林街は33軒のお寺が整然と並んでいたが、ここはあちこちに散らばっている。
そんな一画に常夜灯を模した看板を掲げたいかにも古い店構えの店がある。ガラス戸には「錻力店」と書かれている。とっさには読めなかったが、ブリキ店のことだった。子どもの頃遊んだおもちゃやバケツはみんなブリキ製だった。最近はあまり見かけないのに、今でもこういう商売が成り立つんだと妙に感心しました。 |
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