2011.9.2 映画「人間の条件」
五味川純平の同名小説を映画化した「人間の条件」は、全6部構成で、昭和34年から36年にかけて公開された映画である。。主人公の梶を通して戦争における人間性を描いた全6部の総上映時間は9時間半に及ぶ長編である。
この映画がNHK・BSで6夜連続で放送されたので録画しておき、一日で一気に観た。あらためて戦争の悲惨さ・酷さを感じる映画である。主人公梶を演じた仲代達矢・新珠三千代・佐田啓二・高峰秀子などが出ていて懐かしい。そして、避難民の少女を演じた中村玉緒がかわいらしい。
実は、この映画を観るのは3回目である。1回目は封切りされた直後で高校生のときであり、2回目は昭和60年頃に全6部を映画館で朝から晩までまる一日かけて観たことがある。 |