2017.3.28〜29 長野への旅
春は"青春18きっぷ"のシーズンです。妻は"老人70きっぷ"だと揶揄するが、気分は青春なんです。
早朝に川崎を発って南武線・中央線・篠ノ井線を乗り継いで長野駅に着いたのが12時だった。これで料金は2,000円余だった。年金暮らしで暇を持て余している者には打ってつけの切符だ。
車窓から、未だ雪を被っているいる南アルプスや八ヶ岳の山並み、篠ノ井線では北アルプスの山並み。とりわけ雪の常念岳が印象的だった。
長野駅からバスで30分の松代は、落ち着いた雰囲気の町並みが続いている。町のはずれにある戦時中の松代大本営の地下壕にも行ってみたが、地下壕はわずか500m程しか見学できず、ただの素掘りの洞窟といったところで、期待が大きかっただけに期待外れの感を否めない。この日は長野駅近くのホテルに泊まった。
翌日は、長野駅から篠ノ井線に20分ほど乗って、今回の旅の主たる目的地の稲荷山へ向かった。明治時代に商家町として栄えた稲荷山の町並みは、そこかしこに往時の繁栄ぶりを偲ばせる建物が残っている。 |
稲荷山の町並み
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