第19日 10月20日 晴 走行29km 累計1,673km 自転車37km |
四万十川沈下橋めぐり (泊)道の駅「四万十とおわ」(四万十町) |
今日は四万十川の沈下橋巡りのサイクリングです。 JR予讃線江川崎駅の駅前広場に車をデポして、自転車で走り出す。土佐くろしお鉄道中村駅まで約40キロ。四万十川中流域から下流に向けての道なので基本的には下りの道だが、それなりの多少のアップダウンはある。 まず現われたのが岩間沈下橋。ここは観光ポスターにも登場する橋で人気のスポット。 |
続いて現われたのが勝間沈下橋。さすが日本最後の清流と言われる四万十川、流れる水がきれいだ。 土佐清水から写真撮影に来ていた若い女性に、「橋の上を歩いてください」と言ったら、彼女は二つ返事でOKサイン。 |
続いて高瀬沈下橋。地元の人はこの橋を車でごく普通に走っている。自転車で恐る恐る走ってみたが、橋の中央線を一気に走り抜けた。途中で止まったら再度走り出すのが怖かったから〜〜 |
季節外れの鯉のぼりと観光川船
口屋内に「お茶堂」と呼ばれる建物があった。内部は整然としていて仏壇らしきものが祀ってある。居合わせたおばあちゃんに訊いたら、「各集落毎にこのような建物があって、昔はここで山菜などをつまみにしてお酒やお茶を飲んだりしていたが、最近はそういうこともなくなった」と昔を懐かしんでいました。 |
当初の予定では、土佐くろしお鉄道の中村駅まで自転車で走り、ここから車をデポした江川崎行のバスに乗る予定であったが、途中、随分沈下橋を見てまわったのでタイムオーバーした。 止むなく中村駅まであと10キロの川登で江川崎駅行きのバスに乗ることにした。このバスを逃すと次のバスは3時間待たなければならない。 |
江川崎駅前で、自転車を畳んで車に納めて十和温泉で今日の汗を流してから、昨夜と同じ道の駅「四万十とおわ」で車中泊。車を停めてから、ひょっと見たら赤ちょうちんの店が目に入った。ここでお酒を少々とうどんで今夜の夕食にすることにした。 一人ちびりちびりやっていたら、ちょっと離れた席から声がかかり「こっちへ来なさいよ」。
声をかけてくれたのは四万十町の町議会議員と地元の消防団長だった。町の情勢や過疎化、同じ名前の市と町が隣接していることの是非など話題は尽きなかった。ここでご馳走になった大きな川カニがとても美味しかったです。 (写真は翌朝撮ったもの)
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「一期一会」 知らない土地で知らない人と話をするのもけっこう楽しいものです。最近こういうことに慣れてきました。 |
第20日 10月21日 晴 走行127km 累計1,800km |
四万十川沈下橋 ジョン万次郎 (泊)道の駅「土佐清水」 |
38金剛福寺寺 |
前日、帰りのバスの都合で行かれなかった沈下橋巡り、今日は前日に行かれなかった橋を車で巡ります。 全長196キロの四万十川はときに増水し、欄干に流木が流れて橋が壊れるのを防ぐために、橋が水面下に沈下するようになっている。四万十川には47ヶ所もの沈下橋がかかっているが、その中でも最も下流にあるのが佐田沈下橋。 全長290m、四万十川にに架かる沈下橋の中では一番長い。そのため、橋の中間に車が交差出来る場所が設けてある。 水色の橋脚が美しいです。 |
佐田沈下橋
( 私はこの橋を車で走る勇気はなかった )
半家沈下橋
三里沈下橋
38番 金剛福寺は、四国の最南端足摺岬にあり、37番札所岩本寺から90キロ余、歩き遍路さんはこの道を2〜3日かけて歩く。車で何人も追い越したが、これも修行であるのだろう。 すぐ隣には足摺岬灯台があり、岬の突端から海をながめると、地球がまあ―るいことを実感出来る。 |
足摺市内にジョン万次郎資料館があり、日本人として初めてアメリカの地を踏んだことで知られている中浜万次郎の生涯の軌跡を展示してあり、中浜地区には生家が復元してありました。 |
第21日 10月22日 曇 走行38km 累計1,838km |
竜串海岸 (泊)道の駅「すくも」(宿毛市) |
竜串海岸は、足摺岬と並ぶ足摺宇和海国立公園を代表する景勝地。
やわらかい砂岩が風や雨、波により浸食されて出来た自然のアートは見ていて飽きない。 |
道の駅「すくも」に着く頃から雨がポツリポツリ降ってきた。車内でPCのメールチェックをしていたら、窓をコンコンと叩かれた。川崎ナンバーを見たおじさんが声をかけてきた。 息子が多摩区の聖マリアンナ病院のすぐ近くに住んでいて、「もしかしたら近くに住んでるかな」と思って声をかけたとのこと。その後、おじさんは「この雨は明日の昼前までで、午後からは良い天気になりますよ」と教えてくれました。 |
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