第26日 7月27日(土) 雨後曇 走行49km 累計2,393km |
豊富温泉で湯治 兜沼キャンプ場 |
私は皮膚炎を患っていて、首筋や背中に痒みを生じるので皮膚炎の塗り薬を塗ってるのだが、自分で背中に薬を塗るのは難儀なことだ。前記の藤沢さんにこのことを話したところ、豊富温泉の温泉療法が効果的だとのこと。
そこで、豊富温泉のことを調べたら次のように説明してある。
豊富温泉は大正時代の末期に、石油の試掘を行っているときに地下800〜900mの地点から天然ガスと温泉が噴出したのが始まりで、お湯はアルカリ性でわずかに黄濁していて弱い石油臭がある。
この温泉がアトピーや乾癬などの皮膚病患者の治療に効能があることから全国から湯治客が来ている。
かくして、今日から湯治である。豊富温泉の「ふれあいセンター」に行くと、温泉コンセルジュなる女性がいて、温泉の入り方を説明してくれる。
5〜10分ほど温泉に浸かり15分ほど湯から上がって休む。これを3〜4回繰り返して一旦浴室から出て大広間で休憩。これを一日に2〜3回繰り返す。症状やその人の体質によって異なるが2週間ぐらい湯治すのが効果的だとのこと。
浴室には5〜6人の湯治客がいる。茶褐色の湯で灰汁のようなものが浮いている。これが効能があるそうなのだが、そうでなかったらとても入れたものではない。じっと我慢してコンセルジュに言われたとおり1時間温泉に入って1時間休憩後また1時間温泉に浸かった。
この日の夜は心なし痒みが少し和らいだようだ。やはり効果があったのだろうか? |
第27日 7月28日(日) 雨後晴 走行53km 累計2,446km |
湯治2日目 ホッキ祭り 兜沼キャンプ場 |
兜沼キャンプ場から温泉までは25キロ程だが20分ちょっとで着く。信号が1ヶ所しかないし一直線の道路なので皆飛ばす飛ばす。70キロで走っていても追い抜かされる。しかも、軽自動車のおばちゃんに。
豊富温泉の浴槽には昨日会った人が何人かいて温泉談義。一番遠い人は広島から来ている。一番若い男は「僕は札幌から来てまだ3日目の新参者です」。今日が2日目の私は超新参者といったところだ。とにかくみんな遠方から来ている。静岡・名古屋・奈良・大阪・・・・
1時間の休憩を挟んで2回合計2時間の2日目の湯治でありました。
兜沼キャンプ場へ帰るとき、豊富町民広場の駐車場にたくさんの車が停まっていて警官や警備員が交通整理をしている。臨時駐車場も車であふれている。
この日は豊富町ホッキ祭りで大勢の人で賑わっている。ホッキとは豊富町の市街地から10kのオホーツク海に面した稚咲内で獲れるホッキ貝のことだが、模擬店ではホッキ貝はもとよりジンギスカン用の肉、野菜や果物も売っていて、若者たちがよさこいソーランを踊っている。その中にロシア人らしき若い女の子も一緒に踊っている。 |
第28日 7月29日(月) 晴 走行59km 累計2,505km |
道道510号線 道の駅「稚内」 |
なぜか「510」という数字が好きです。
このホームページのページタイトルが510だし、車のナンバープレートも510番。現役で会社勤めしているときに、飲み屋に行って残ったボトルをキープする時はボトルに510と書いていました。
そんな訳で、道道510号線には愛着を感じています。特に調べたわけではないが、道路番号にこんな大きな番号が付いているのはここだけだと思っています。 |
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抜海の牧草地の牧草ロール
数日前に、友人から「抜海の漁港にアザラシの群が来ているとTVで報じている」とメールが来た。しかし、残念ながらアザラシは去ったあとだった。
漁港から利尻山が見えるが、これも残念ながら山頂部は雲に覆われている。抜海は残念なことばっかいだ。 |
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