'13 ぶらり北海道

 
 

第3週1
(7/16〜7/19)
美 瑛
富良野
美瑛軟石の蔵

 
 


 
 
 
 第15日 7月16日(火) 晴      走行69km 累計1,858km
 美瑛の丘めぐり(1)               新栄の丘公園(美瑛町)
 
 十勝岳連峰の懐に広がる丘陵地帯にあって丘の町として知られている美瑛。山林以外の広大な丘陵地には小麦、ジャガイモ、小豆、牧草などが帯状に植えられ、境界に立つ木とともに美しい景観を作り出している。
 人口1万人のこの町に観光客が年間120万人も訪れる。なぜこれほどまでに観光客が訪れるようになったのか。
 1971年一人の風景写真家「前田真三」がこの町を訪れて丘の風景に感動し、以来16年間美瑛に通い続け多くの写真を撮った。それらの写真は絵葉書やポスター、テレビコマーシャルに使われて、美瑛の風景は全国的に知られるようになった。
 
 
 
 1976年 当時人気を博していた4連テールの通称ケンメリこと人気車種スカイラインのCM「ケンとメリー」に、丘の上に立つポプラの木が登場した。続いて人気のたばこセブンスターのパッケージにぽつんと立つ1本のカシワの木が採用され、翌年にはマイルドセブンのCMとパッケージに採用された。
 これらの木は今では「ケンとメリーの木」、「セブンスターの木」、「マイルドセブンの丘」と名付けられて、観光客が絶えない。
 

ケンとメリーの木
 

ケンとメリーの木
 

新栄の丘
 

新栄の丘
 
 
青い池
 昭和63年に十勝岳の噴火に伴い火山災害から町を守るため、火山泥流を貯める施設としてえん堤を造ったところ、その後えん堤に水が溜まり青い池が出来た。
 水が青く見える明確な原因は未だ解明されていないそうです。
 

 

 
 
 
 第16日 7月17日(水) 晴        走行76km 累計1,934km
 富良野のラベンダー           新栄の丘公園(美瑛町)
 
 富良野は北海道のほぼ中心に位置していて、富良野市民憲章には「私たちは北海道の中心にいる富良野市民です」と書かれている。
 富良野と言えば、ラベンダーと富良野メロンです。ファーム富田で今を盛りと咲くラベンダーを見ながら食べたメロンはとても美味しかったです
 

 

 

 

 

 
 
 
 第17日 7月18日(木) 晴       走行40km 累計1,974km
 美瑛の丘めぐり(2)             新栄の丘公園(美瑛町)
 
 美瑛は、アイヌ語の「ビイエ」(濁った川の意味)が語源。これを開拓者が「ビエイ」と訛って読み、美しく明朗であるという意味をこめて「美瑛」という文字があてはめられた。
 
 
 一昨日に続いて2回目の丘めぐり。
 3年前に美瑛に来たときは、坂が多いことを承知の上で自転車で丘めぐりをした。しかし、これは高齢者には無謀だったので、今回はマイカーで回ることにした。
 

マイルドセブンの丘
 

セブンスターの木
 

親子の木 (子供の木が大分育った)
 

パッチワークの路
 

北西の丘
 
 
 
 第18日 7月19日(金) 晴       走行49km 累計2,023km
 美瑛軟石の蔵            道の駅「あさひかわ」(旭川市)

 8年程前にバスツアーで妻と共に美瑛を訪れたことがある。この町の街並みのきれいなことに驚いたことがある。
 南北1kmの美瑛本通り商店街は、平成元年から区画整理を始め、14年をかけて完成した。十勝岳をイメージした三角屋根と突き出し看板、土台に美瑛軟石を使い、外壁にお店の創業年度を西暦で表記してある。電柱は地中に埋設し車道・歩道を広くし、融雪溝を造ってあるので冬でも歩きやすいそうだ。

  
道の駅「丘のくら」の建物は、美瑛軟石で造られている。
 
 
 3日前に美瑛観光協会の前のベンチで92歳のおばあちゃんに出会ったが、今日は80歳になるおじいちゃんに出会った。
 この人はこの町でかって写真屋をやっていたが、今は喫茶店を営んでいる。元々は東京文京区小石川に住んでいた人で、小学生のとき昭和20年の東京大空襲で焼け出されて、両親と一緒に美瑛に移ってきたそうだ。
 ちょうど昼食時であったので、この人が営む喫茶店で、美瑛の町のいろいろなことを話してもらいながらスパゲティーとコーヒーを飲んだ昼食でありました。
 
 


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