第8日 7月9日(火)雨のち曇 走行0km 累計1,157km 自転車17km |
大沼湖畔サイクリング 東大沼キャンプ場 |
このキャンプ場は大沼湖畔にあってとても雰囲気が良い。あいにくの天候なので駒ケ岳は雲の中であるが、鳥のさえずりがいい。
キャンプ場にはいろんな人が来ている。自転車で走って来てテントを張っている50代の外国人の夫婦(たぶん?)、函館ナンバーのキャンピングカーの70歳代、この人は1ヶ月のうち1週間は函館の自宅にいて3週間はここで過ごしている。 軽自動車のルーフにロードレース仕様の自転車を載せた長野県松本から来た66歳。この人はここに来てから2週間、毎日自転車で大沼湖を一周しているが、松本さんはそろそろここを発つそうだ。 |
夜半から降り出した霧雨は降ったり止んだりしているので、車内で写真の整理やHPの更新作業。PCのバッテリーが乏しくなったので、JR大沼公園駅前にある「大沼国際交流プラザ」へ移動して、PCを充電しながらPC操作ををしているうちに薄日が差してきた。
急いで自転車を車から取り出して大沼湖一周のサイクリングに出発。道は平たんで行き交う車も少なく、とても走りやすい一周14kの道である。途中のコーヒー店でコーヒーを飲み、温泉に入ったりあちこち寄り道したので、自転車のメーターは17kになっていた2時間半のサイクリングでありました。 |
大沼国際交流プラザ
第9日 7月10日(水)雨のち晴 走行186km 累計1,343km |
小幌駅 道の駅「まっかり」 (真狩村) |
JR室蘭本線長万部から室蘭に向かって二つ目に物凄い駅がある。北海道には「秘境の駅」と言われる駅がたくさんあるが、これほど物凄い駅はないだろう。道路が通じてないので、車では行かれず汽車か漁船でなければ行かれない。トンネルとトンネルの間のわずか150mの間にちょこんとあるのだが、鉄道マニアの鉄ちゃんや鉄子さんに絶大の人気がある小幌駅。
静狩駅に車を停めて、汽車に乗ること9分で小幌駅、入れ違いに鉄ちゃんが一人この汽車に乗った。なるほど〜〜納得だ。ホームがあるだけで駅舎はない、無論人っ子一人いない。通過する特急列車や貨物列車は頻繁にあるが、この駅に停まるのは一日に下り5本、上り3本だけ。
海岸に出てみようとしたが、雨で道が滑るし足元が危うい。保線小屋があるが鍵が掛かっていて中に入れない。暇つぶしにケイタイでメールを送ろうとしたが、ケイタイは圏外だ。屋根の庇の下で雨を避けて待つこと2時間半、やっと上りの汽車が来た。
そもそもなんでこんな所に駅があるのかと言うと、信号所と保線作業のために駅が設置されたそうだ。昔、こんな所に数年間にわたってホームレスの男が居着いて、彼は小幌仙人と呼ばれていたそうである。 |
静狩側(函館側)トンネル入り口
礼文側(苫小牧側)トンネル入り口
やっと汽車が来た
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