'13 ぶらり北海道




第11週1
(9/10〜9/13)
ジャガイモの収穫
四季彩の丘
新栄の丘の日の出
札幌芸術の森






 第71日 9月10(火) 晴      走行26km 累計5,354km 
 美馬牛小学校 四季彩の丘 三愛の丘      新栄の丘公園


美瑛町立美馬牛小学校
 中央の白い塔が特徴的な学校で、美瑛を世に出した前田真三の写真集「塔のある丘」の舞台として登場し有名になった。
 人口1万500人の町に年間150万人もの観光客が訪れるようになったのは、前田真三の写真がきっかけで「ケンとメリーの木」や「マイルドセブンの丘」などがテレビコマーシャル等に使われるようになったことが大きいと観光ボランティアガイドが言っていました。





四季彩の丘
 約7万平方メートルの園内に季節の花が帯状に植えられて観光客が多い。日本人と見分けが付かないが、喋っている言葉で台湾人だと分かる。彼らはあたりを憚ることなく大きな声で喋っているのですぐに分かります。





  


ジャガイモの収穫
 三愛の丘へ行ったらジャガイモの収穫をやっている。ここで採れるのはメークインと北アカリだそうです。
 この農業機械はジャガイモを掘り起こすと土や茎等と選別し、後ろに乗っている5人が大きさを仕分けたりしている。訊いてみたら、この機械は1台800万円もするそうです。
  
   
   
 
   

 


 第72日 9月11日(水) 晴後曇   走行136km 累計5,489km 
 新栄の丘の日の出          道の駅「マオイの丘」(長沼町)


 3日目になってやっと日の出を見ることが出来ました。1日目は雲が出ていてダメ、2日目は一面のキリで視界は全くなし。
 大雪山連峰から十勝岳連峰へ続く山並みの中間の奥、トムラウシの山の辺りに陽が上がった。(トムラウシは2年前に7人の遭難死があった山)
 これで心置きなく美瑛 新栄の丘を離れることが出来ます。

 

大雪山連峰
 

 

 

 

西側を見ると朝もやが立っている
 
 

日の出から3時間後の新栄の丘




 第73日 9月12(木) 晴      走行131km 累計5,620km 
 札幌芸術の森 モエレ沼公園    道の駅「るすつ」(留寿都村)


 真駒内の丘陵や池が広がる地に、彫刻が配された野外美術館や工芸館がある。工房では陶芸やガラス工芸の制作体験が出来て、みんな器用に作っているが、見ているだけに留めた。
 園内の池にある彫刻が水に映ってとてもきれいでした。

 

 
  
 
 
 
 芸術の森の一画に瀟洒な洋風の建物 有島武郎旧邸が建っている。
 有島武郎は、「カインの末裔」、「生まれ出づる悩み」などその代表作の殆んどが札幌を舞台にしている。
 有島武郎は東京で生まれたが、札幌農学校に入ってから以後12年間にわたって札幌で過ごしている。この建物は大正2年に建てたものだが、その後妻の病気により東京へ移転した。

 
 
 
 
モエレ沼公園
 札幌の市街地から10数キロのモエレ沼に、世界的な彫刻家イサム・ノグチが設計した公園で、「公園を一つの彫刻に」という構想のもとに造られた。
 広い公園にはガラスのピラミッド「HIDAMARI」や高さ62mのモエレ山があり山頂からは札幌の市街地が一望できた。

 

 

 
 
 
 第74日 9月13(金) 曇      走行52km 累計5,672km 
 有珠山火口災害遺構         道の駅「だて」(伊達市)
 
留寿都村から眺めた羊蹄山
早朝からジャガイモの収穫作業をやっている

 

 
 
 
 昭和新山が誕生して32年目の昭和52年の夏、有珠山は山頂火口部から大規模な噴火を起こした。
 有珠山は1663年に数千年の眠りから目覚めて以来、これまでに9回の噴火を繰り返している。20数年から50数年程度の間隔で定期的に噴火を繰り返し、噴火の前には必ず前兆の有感地震を伴うことから、「ウソをつかない山」とも言われている。
 昭和52年の噴火で被災した建物が、噴火災害遺構として残されている。
  
町営の温泉施設                 町営桜ヶ丘団地
 
  
温泉施設と町営団地                    噴石を浴びた軽トラック
 
 


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