第6日 7月7日(日)晴 走行26km 累計1,100km 自転車11km |
函館市内散策 立待岬公園 |
3年前の旅で函館は訪れたのだが、前回行きそびれた所を今回は自転車で巡ることにした。
元町の観光駐車場に車を停めて自転車を取り出して走り出したが、細い道でも入って行かれどこででも自転車を停められ、駐車場を気にしなくてすむのがよい。市内散策には自転車は便利だ。
明治時代に米穀商と回漕業を営んでいてた太刀川善吉によって建てられた2階建て住宅兼店舗。和風建築のなかにも三連アーチを設けるなど洋風の意匠が施されていて、国の重要文化財に指定されている。なお、この建物は現在洒落た感じの喫茶店になっている。 |
外国人墓地
1854年のペリー来航に同行して、函館で亡くなった水兵を埋葬したのが始まりで、1870年に外国人墓地に指定された。海に面した高台にはロシア正教会、プロテスタント、カトリックなど様々な宗派の墓碑が立ち並んでいる。 |
函館の朝市は能登半島輪島、佐賀の呼子の朝市とともに日本三大朝市に数えられているが、輪島や呼子のような風情はない。リャーカーの上に魚を並べているといった雰囲気はなく、観光客相手の海産物のお土産やといった感じである。 |
土方歳三最期の地
新撰組副長として勇名をはせた土方歳三は、明治元年に榎本武揚とともに北海道に上陸した。翌年政府軍の総攻撃により、土方歳三は現在の函館駅のすぐ近くの一本木(現若松町)で政府軍の銃弾に当たって、波乱に満ちた35年の生涯を閉じた。 |
第7日 7月8日(月)晴 走行57km 累計1,157km |
大沼公園 東大沼キャンプ場 |
2日間を過ごした函館から大沼公園へ向かう。
東大沼キャンプ場まであと僅かという所で、車のODOメーターが記念すべき10万キロに達した。うまい具合に車の通行量が少なく車線も広い。車を停めて写真を撮ることにしたが、カメラのバッテリーの充電が乏しい。世の中ままならないものだ。
この車はまさに高齢者が運転する高齢車だが、北は北海道宗谷岬、南は鹿児島県佐多岬までよく走ってくれた。でも、もう少し頑張ってもらわなければならない。
流山温泉に入ってから着いた東大沼キャンプ場は、駐車場も広いし大沼湖畔に面した草地のテントサイトもきれいだ。しかも、無料である。雲行きが芳しくないのでテントは止めて車中泊にする。 |
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