第93日 8月23日(月) 晴れ 走行 139 km 累計 8,484 km |
風蓮湖〜納沙布岬〜霧多布岬 |
納沙布岬は根室半島の先端部にあって日本最東端の岬。沖合い3.7キロに浮かぶ歯舞諸島の貝殻島をはじめ、水晶島、国後島など北方領土の島々が目の前に見える。
灯台の西側に造られた望郷の岬公園には北方四島をイメージした巨大なアーチ「四島のかけ橋」の下には強風でも消えないトーチが焚かれている。公園内には北方領土の資料を展示する北方館や望郷の家などがあり、「四島を返せ」の垂れ幕や署名簿もあって、北方領土返還は元島民の悲願である。 |
JR根室本線は東根室駅を過ぎるとわずかに西北へ進路をとる。そのため終着根室駅の一つ前東経145度36分に位置する東根室駅が日本最東端の駅になる。付近に住宅はあるが下り4本上り6本のみの駅舎もないプラットホームが板張りの駅。 |
霧多布岬に近い羨古丹(ウラヤコタン)の浜は、天保2年(1831年)にオーストラリアの捕鯨船が海上2キロに停泊し、乗組員が上陸した地である。浜は人一人なく静かな浜である。 |
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