第77日 8月7日(土) 曇り 走行 92km 累計 7,360km |
紋別〜鴻之舞〜遠軽〜上湧別 |
紋別市街地から南へ20キロほどの上藻別にある「旧上藻別駅逓所」は官設の駅逓所として大正15年に建てられた。駅逓所とは人馬継立と旅人宿泊など運輸・通信・宿泊を一体とした明治以降の北海道独特の制度による建物である。 |
鴻之舞は大正5年に金鉱が発見され戦前から戦後にかけて東洋一の富鉱金山として栄えたが、昭和48年に閉山した。最盛時従業員4,600人、人口14,600人の街は見事に撤去され、かろうじて煙突1本だけが残り鉱山の跡を留めている。すぐ近くの旧上藻別駅逓所には鉱山で使われたトロッコが保存されている。 |
湧別町の郷土博物館では明治30〜31念に湧別原野に入植した399人の屯田兵による開拓の様子や暮らしぶりを展示してある。
(屯田兵とは、兵士を遠隔地へ派遣し、平常は農業を営むかたわら軍事訓練を行い、いざ戦争が始まったときには軍隊の組織として戦うことを目的とした土着兵のことです。) |
湧別郷土博物館
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