パ タ ン

 カトマンズの南約5キロ、聖河バクマティ川を渡ったところにある古都。またの名をラリトプル(美の都)という。その名のとおり、町じゅうが美術品のようなたたずまいをもっている。
 街の歴史は紀元前3世紀にインドのアショーカ王が街の四方にストゥーパを建てたのが始まりと伝えられ、14世紀にはマッラ王朝がここに都を置いた。今でも、王朝時代に築かれた多くの寺院や僧院が残されている。
 この街に暮らすのは、ほとんどがネワール族だが、彼らは、彫刻・絵画などの芸術に秀でていて、パタンは工芸の町としても知られている。


ダルバール広場 クリシュナ寺院
旧王宮の中庭 旧王宮外壁の彫刻
マチェンドラナート寺院
マチェンドラナート寺院の狛犬
クリシュナ寺院 マハボーダ寺院で憩う老人 仏画や仏像の工房が並ぶ路地


パタンの街の光景

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