山 手 の 洋 館  (1)

 いまも開港当時の外国人居留地の面影を残す横浜山手地区。港の見える丘公園からイタリア山庭園に続く閑静なエリアに保存されている山手西洋館は、大正末期から昭和初期にかけ建てられた外国人向け住宅を復元し、横浜市が管理し一般公開しています。
                 平成23年5月9日 撮影

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 ブラフ18番館は、関東大震災後に山手に建てられた外国人住宅で、戦後はカトリック横浜司教区の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されていました。
 外交官の家は、明治政府の外交官の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43年に建てられました。平成9年に横浜市がその外交官の孫から寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。
 エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正14年から15年にかけて山手に建てられました。


山手の洋館(2)