宇陀市松山


 奈良県東部の宇陀山地に位置する宇陀市松山は、近世初頭に城下町が築かれてから宇陀地方の政治・経済の中心地として発展した。城山と宇多川の間に南北に開かれた町家群は江戸後期から昭和初期に建てられたもので、背後に見える山並みとよく調和して独特な景観を作っている。
 ( 奈良県宇陀市  平成28年10月28日 )









 街道沿いの建物の半数約200棟が伝統的な建物である。格子や犬夜来・すりあげ戸・うだつ・虫籠窓などの町家が建ち並んでいる。














薬の館(旧細川家住宅) 江戸末期に建てられ薬問屋を商っていた細川家の建物は、現在は市が管理し公開されている。唐破風付きの「天寿丸」の看板が目を引き、間口8間半と広く、3列タイプの町家で座敷の部分が屋根が一段高くなっている。














奈良漬 いせ弥 慶応2年(1866)創業の老舗 昭和初期までは造り酒屋であったが、以降昔ながらの甘酒を作るとともに、大豆・塩を混ぜて味噌を作っていてその味噌で奈良漬けを作っている。  








黒川家 寛政3年に建てられた建物でその後修復を重ねているが、切妻・つし二階・桟瓦(さんがわら)・間口10間の大きな建物である。1階正面は格子戸で、2階には3種類6っつの虫籠窓(むしこまど)があり、屋根の両端には2列の丸瓦が置いてある。




久保本家酒造 (くぼほんけしゅぞう)
 元禄15年(1702)創業、300年を超える歴史を持つ酒蔵であり、店先にはこも被りの「初霞」が飾ってあるが、中で、この地方のお酒であるどぶ酒を試飲した。 にごり酒ながら、まろやかさのある味わい深いお酒でありました。




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