( 長野県松本市 平成29年8月29日 )
松本は、江戸時代から松本城の城下町として繁栄していた。中町は、その中心となる善光寺街道筋の町として本町、東町とともに「親町三町」の一つに数えられ、大店が軒を連ねていた。 中町は明治21年の大火によって町屋の大半を焼失したが、その教訓から耐火性の高い土壁造りの建物が相次いで建てられた。その結果、白黒の「なまこ壁」が独特の雰囲気を醸し出す街が生まれ、商家や町屋が密集して人通りの多い中町通りを形成していった。 |
中町通りの町並み
中町・蔵シック館
1階土間の一部が吹き抜けになっていて梁組が見通せる 梁組の上部 土間から見た板の間と座敷 座 敷 座 敷 |