相倉の集落は、富山県南砺市を流れる庄川からやや離れた段丘上にあります。この集落に20棟のが合掌造り家屋が建っていて今なお人々の生活の場になっています。 「合掌造り」とは、日本有数の豪雪地帯で知られる白川郷・五箇山地方で、特徴的に見られる急傾斜の切妻造り・茅葺きの民家のことです。1階は大工の手で造られ、屋根を構成する合掌部分は村人が自分達で造ったものです。広い屋根裏では養蚕が行われていました。 相倉集落に現存する合掌造り家屋の多くは、江戸時代末期から明治時代に建てられたものですが、最も古いものは17世紀にさかのぼるとも言われています。 |
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