真 壁


 真壁(まかべ)は、江戸時代から明治・大正にかけてこの地方の文化・産業の中心地として栄えていた。江戸時代から道幅もほとんど変わらない町割りに、江戸時代末期から昭和前期の様々な建物が建ち並んでいます。
 真壁の100棟を超えるこれ等の古い建物とこの町割りは、平成22年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。  
( 茨木県桜川市  平成27年8月25日 )



真壁の町の目抜き通り



江戸末期に建てられた屋敷の薬医門と築地塀



薬 医 門



長屋門の屋敷



伊勢屋 明治中期に建てられた薬医門のある旅館



伝統的な真壁(しんかべ)造りの店舗



大壁(おおかべ)造りの見世蔵 外回りを土壁で塗り込めた漆喰で仕上げてある



黒板塀の屋敷


  

  

  


 真壁の町割りは、戦国時代末期の真壁氏時代に形づくられ、江戸時代初期の浅野氏時代に完成したと言われている。枡形と呼ばれる城下町特有の交差点が現存し、その町割りの中に蔵や門などの歴史的建造物が息づいている。
 この町割りは、昭和に入って出来たごく一部の道路を除けば、真壁の伝統的な通りには完全な十字路はなくて、0.5m〜7mの食い違いが残されている。。


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