漢拏山(ハンラサン)は、韓国のリゾート地といわれる済州(チェジュ)島のほぼ真ん中に聳えている韓国最高峰(1950m)の山である。この山に平成19年3月22日に3人で登った。 |
ジンダルレバッを過ぎると低潅木が茂る展望の利く道になる。木道が敷かれているが傾斜はかなりきつく、山頂が見えるのだが、なかなか着かない。ようやく山頂に着いたのは11時40分だった。登山口から丁度5時間かかった。 ハンラサンの標高は1950mであるが、この地点は火山であるため立入禁止になっている。国立公園監視員が常駐する小屋があり、東稜頂上(1900m)までしか登ることができない。 日本では富士山に一度は登りたいと思っている人が多いが、韓国ではハンラサンが丁度そんな感じを持たれている山のようだ。山頂は多くの登山者で賑っており、山頂標識の前は記念の写真を撮る人で順番待ちするほどだ。この日は快晴で本当の山頂も火口湖もはっきり見ることが出来た。 |
当初の計画では観音寺コースを下る予定だったが、雪があって登山者が少ないこと、下山後のタクシーの確保が容易でなさそうなことから、登ってきた道を下ることにした。 連れの2人はさっさと先に下ってしまった。2時間ほど下ると雪も少なくなったのでベンチに腰掛けてアイゼンをはずすことにした。そこへ韓国人の若者が下ってきて、彼らもここでアイゼンをはずしにかかった。彼らのうちの1人が片言の日本語をしゃべれるのでしばしの歓談。そして、一緒に記念撮影。 その後も、何人かに話しかけられたが、「アンニョンハセヨ」(こんにちは)と「イルボネソ ワッスンミダ」(私は日本から来ました)で応えていた。 そんなことをしながら、午後4時に無事登山口に下山してハンラサンの登山を終えた。 |
今回の済州島での3日間は概ね次のようなものであった。 1日目 ホテルにチェックイン後、翌日の登山に備えて食料の買出し 2日目 ハンラサンへの登山 3日目 旧市街地の観光 |