ハ ン ラ サ ン


漢拏山(ハンラサン)は、韓国のリゾート地といわれる済州(チェジュ)島のほぼ真ん中に聳えている韓国最高峰(1950m)の山である。この山に平成19年3月22日に3人で登った。



 早朝6時、前日に予約しておいたタクシーに乗る。タクシーはハンラサンの山腹を横断する道路を快走し、30分ほどで登山口である城板岳休憩所に着いた。ハンラサンへの登山路は4本あるが、城板岳休憩所はそのうちの一番東側の登山口で標高750m
 6時40分に登山の開始。ハンラサン一帯は漢拏山国立公園に指定されている。登山路はよく整備され木道がいたる所に設けてあって、休憩ポイントには休憩小屋やトイレも完備している。また、この国立公園内の地域ではタバコを吸ってはいけないことになっている。愛煙家にとっては辛いところだ。
 1時間半ほど歩くと登山路に雪が現れ、日陰は凍っているのでアイゼンを装着することにした。韓国人登山者も多くがここでアイゼンを着けるために足を休めているが、そのうちの夫婦連れから温かいコーヒーをごちそうになる。ハングルの単語を並べ身振り手振りでしばし歓談。
 ジンダルレバッ(つつじ畑)待避所は森林限界を過ぎて視界が広がった所にある。待避所はここが火山であることを示しており、石造りの立派な建物が建っている。あたりは山つつじの群落があり、花の咲く時期にはきれいだと思う。
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登山口 最初はなだらか 標  識 ジンダルレバッ 登山道

 ジンダルレバッを過ぎると低潅木が茂る展望の利く道になる。木道が敷かれているが傾斜はかなりきつく、山頂が見えるのだが、なかなか着かない。ようやく山頂に着いたのは1140分だった。登山口から丁度5時間かかった。
 ハンラサンの標高は1950mであるが、この地点は火山であるため立入禁止になっている。国立公園監視員が常駐する小屋があり、東稜頂上(1900m)までしか登ることができない。
 日本では富士山に一度は登りたいと思っている人が多いが、韓国ではハンラサンが丁度そんな感じを持たれている山のようだ。山頂は多くの登山者で賑っており、山頂標識の前は記念の写真を撮る人で順番待ちするほどだ。この日は快晴で本当の山頂も火口湖もはっきり見ることが出来た。
山頂が見えた 山頂が間近い 山頂の賑わい 山頂の火口湖 山頂での記念写真

 当初の計画では観音寺コースを下る予定だったが、雪があって登山者が少ないこと、下山後のタクシーの確保が容易でなさそうなことから、登ってきた道を下ることにした。
 韓国の青年達と一緒に連れの2人はさっさと先に下ってしまった。2時間ほど下ると雪も少なくなったのでベンチに腰掛けてアイゼンをはずすことにした。そこへ韓国人の若者が下ってきて、彼らもここでアイゼンをはずしにかかった。彼らのうちの1人が片言の日本語をしゃべれるのでしばしの歓談。そして、一緒に記念撮影。
 その後も、何人かに話しかけられたが、「アンニョンハセヨ」(こんにちは)と「イルボネソ ワッスンミダ」(私は日本から来ました)で応えていた。
 そんなことをしながら、午後4時に無事登山口に下山してハンラサンの登山を終えた。




今回の済州島での3日間は概ね次のようなものであった。
1日目 ホテルにチェックイン後、翌日の登山に備えて食料の買出し

2日目 ハンラサンへの登山
3日目 旧市街地の観光