おおきにちゃんと呼ばれる
この週末北海道旅行に来ている妹夫婦と3人の姪夫婦と一緒に新富良野プリンスホテルに泊まった。この旅に出てこんなに立派なホテルに泊まるのは初めてであり、食事も豪華だった。夕食時、久しぶりに会った2歳半になる姪の娘が何やかやと話しかけてくる。
この夜は深夜に次の東京オリンピックの開催地をどこにするかのIOCの総会を中継をを放送していた。東京が開催地に決まった。めでたいことだ。この前の東京オリンピックのときは大学生で北海道一周のサイクリングをしたときで、秋に国立競技場の聖火台を眺めたのを覚えている。
さて、今夜は久しぶりのふかふかのベッドでなかなか寝付けなかったが、何時しか眠っていた。
翌日は車を連ねて美瑛の青い池に行った。駐車場から池まではちょっと歩くのだが、この道は昔ながらの砂利道であり、2歳半になる姪の子どもが回らない舌で「おーきにちゃん」、「おーきにちゃん」と連発する。ありがとうと言っているのか? なんのことか分からない。妹の解説によれば「大きい兄ちゃん」。子供の頃、妹は3人の兄のうち一番上の私を大きい兄ちゃんと呼んでいて、今でも兄弟が集まったときに、時々こう呼ぶことがある。
妹たちはこれから旭川空港まで走り、レンタカーを返して飛行機で羽田へ帰る。私の旅はまだ続くのでここでお別れである。
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