熊本県南部津奈木町に八代海に面して海の上に建っている小学校がある。


水俣市の北隣り津奈木町赤崎地区は山が海岸まで迫っているので平地が少ない。そこで建てたのが校舎の半分が海の上にある学校です。

この赤崎小学校は明治７年開校　創立100年を超える学校だが、平成２２年３月に閉校した。最後に残った生徒２０数人はスクールバスで隣の津奈木小学校に通うことになった。地方にはよくある姿であり、町は築40年のこの建物の再利用を模索しているそうです。

校舎の前で写真を撮っていたら、車が停まって役場の職員と思しき二人の男が車から降りてきた。どうやら、私のことをこの建物を物色していると思ったようだ。

ここへ行った時刻が干潮の時刻であり海の上にあるように写真に写らなかったので、ネットで満潮の時刻を調べて翌日再度ここへ行ってみた。

海辺で写真を撮っていたら漁に出る準備をしている漁師が「そこの坂を上って行くと良い写真が撮れるよ」と教えてくれた。急坂の道は歩きにくかったが、なるほど海の上に学校があるようで教室の窓から魚釣りが出来るような学校です。