気になる木

日立のテレビコマーシャルに「気になる木」というのがある。

“日立の樹”としてCMに採用されているこの木は、ハワイ州・オアフ島のホノルルにある、モアナルア・ガーデンにあるモンキーポッドという種類の木です。 

公園の真ん中に生えていて、高さ約20メートル、樹冠部分は直径約40メートルで、傘状の樹形が特徴的な巨大な木で、樹齢130年と推定されている。 

日本にも似たような木があって、「はるにれの木」といわれる木で、北海道豊頃町(とよころちょう)の十勝川沿いにぽつんと立っている。大きく傘を広げたように枝分かれしていて、その推定樹齢は約140年。樹の高さ17m、枝ぶりは約20mあり2本の木が一体となり、寄り添うようにして立っていて、夏には鮮やかな緑の葉が木陰を作り、冬には雪を被った幻想的な姿を魅せるなど、豊頃町のシンボルツリーになっている。

この「はるにれの木」を2013年8月に見に行った。ハワイの日立の木には枝ぶりではちょっと見劣りするが、堂々としたものである

この「ハルニレの木」は、一見すると一本の大樹に見えるが、実は、2つの木が寄り添って育っている。近くで根元を見てみるとよくわかる。

この木は豊頃町のシンボルツリーで、駐車場には「はるにれ休憩所」(ハルニレハウス)も設けられていて、この日は小雨交じりの天気であったが、何人か観光客も来ていた。 

2013,8,30

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